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落合陽一展覧会 YOICHI OCHIAI  sehnsucht nach masse 2019.1.24(Thu) - 2.6(Wed)

落合陽一展覧会 YOICHI OCHIAI  sehnsucht nach masse 2019.1.24(Thu) - 2.6(Wed)

NEWS

写真を撮ること,撮り続けることが好きだ.
メディアアートとして表現することで作家として消し去ろうとした一
人称が,写真やイメージを集合させることで浮かび上がる.
視点の集合と離散を通じて,不可逆な時間を生きるこ
とを自覚させられる.瞬間と瞬間が物質性を伴って記録され,
その展示自体も風景にされて行く.そういったプロセスを感じながら
過去を生み出して行くことが好きだ.
僕が写真を撮るとき,アナログな身体と光の中でそこにあるデジタルを研ぎ澄ます.
デジタルでしか見えない世界認識で,失われつつあるものを切り取り,手触りを与える
プロセスを通じ,時間と空間の解像度との対話している.

そのイメージの集合体を吐き出すことによって描かれる自然は
僕の形をしているだろうか?
イメージの集合体が向かう先にあるのはコンテンツであり,コンテクストだろう.
あえて,発掘的にその分析をつづけることによって見いだせるものがあるかもしれない.

質量への憧憬の目指す先は祈りだ.
祈りは実行と形を持たないソフトウェアアップデートだ.
精神のチューニングと出力の連続活動かもしれない.

心象の原風景にある作品は心に引っかかってしまうコンテクストの美的感覚だ.
刹那性と共感性の過程にある美的感覚を世界の切り出しによって表現しようと
試行錯誤した結果だ.
物質としての写真は物理的な存在になった写真の意味を.
瞬間や空間の永続性を得たもの,写真というマテリアルの追求だ.
映像としての写真は物質性から時間と空間の刹那を切り出しながら,
なお動的な現象を保つ,固定されない運動と現象だ.

映像と物質はその橋梁をになうメディアアート的な表現だ.
そういった写真の中で,大切にしている価値観やベースになった記憶,
それが接合したり外在性を得たりしながら出てきた表現,
そして浮かび上がった表現を作っていく.

その端々に散りばめられたのは,社会彫刻を作ろうとする落合陽一が見てきた風景だ.

ART PIECE

写真集「質量への憧憬」

\ 99,800 (税・送料別)

落合陽一による初めての写真作品。
デジタルから見た非デジタル性への郷愁である「質量への憧憬」をテーマにした作品を200点収録。それぞれの作品集には、”ソルトプリント”と呼ばれる塩水を使い、1枚1枚手作業によってプリントしていく特殊な技法を使用した展示用ピースが付属。また各ページも落合陽一本人が選んだ紙に、すべての作品に対して精緻にディレクションが施されたプリントを行っています。完全受注生産で、エディションは200限定という貴重な写真集となっています。
なお、ソルトプリントは下記、「質量への憧憬 イルカ No.1」、「質量への憧憬 イルカ No.2」、「質量への憧憬 イルカ No.3」、「質量への憧憬 イルカ No.4」より、お選びいただけます。

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